廃棄物で土壌改善
農業を営むうえで、必ず出る農業生産廃棄物(ゴミ)の処理には、償却や埋め立て、積み置き処理などがありますが、莫大な費用と時間がかかります。
また、処理の過程でダイオキシンなどの有害物質が出る、地下下水を汚染するなどの問題があり、人々の健康にも影響します。
プラスチックの廃棄物は、自然に戻るには非常に長い時間がかかり、マイクロプラスチック化するなどして海洋汚染を引き起こしています。
私たちはNパワー(エヌパワー)を用いてゴミを加工し、腐葉土の加工物を作り、それを土壌に投入して改善する技術を開発しました。
高温高圧の蒸気処理により殺菌し原料化したものに、微生物の栄養を投入して再加工します。
その結果、ダイオキシンなどの有害ガスは一切出ません。費用も焼却方式の約10分の1です。
しかも自然界では、数十年から数百年かかる腐葉土の生成プロセスが、約1時間でできる画期的な技術です。
こうしてできた土壌改善材は、Nパワーの添加によって、微生物たちの素晴らしい栄養となります。
これを農地に投入し、一定の環境を整えることで、高品質・多収量の作物を実らせることができ、循環型農業が確立できます。
農業・化学肥料等を減少させることができるので、ゴミの排出を減らすとともに、ゴミそのものを再利用します。
このように、Nパワーによる土壌改善材を使って農業をおこなえば、よりよい生産と環境改善を同時に実現できます。
これがえがおの農業。です。
農業生産廃棄物等や生ゴミ等を高温圧力蒸気で雑菌等を死滅させ、圧力変動で破壊粉砕したものを選別機で土質改善の有用な原料を取り出し、加工して、腐葉土化合物に変換し、土壌の上層部の改善材の生産をおこないます。
高温圧力蒸気処理をするので、有害な雑菌等は死滅し、ダイオキシンや有害ガス等はいっさい排出しません。
プラスチック等の廃棄物は、腐葉土化合物に変換され、重い物質になるので川や海に流出しにくくなります。
費用も焼却方式の約10分の1で、農業生産廃棄物処理と農業生産物の増量ができます。
土に脅威の力をもたらす「Nパワー」
家畜の腸内環境を劇的に改善「天恵力」