『第三の農業』とは、これまでの農業の問題点を解決できる、新しい農業の形態です。
わたしたちが開発した新農法「えがおの農業。」で、『第三の農業』 を実現します。
⽥畑を作るために森林を切り拓いていく際、⼈⼒だけでは年⽉がかかりすぎるために、⽕を⽤いて森林を焼き払い、田畑を拡げていきました。
これが焼畑農業の始まりです。
焼畑農業では、地面の表面を焼き払うため、⼟壌の表層10cmの部分に⽣息する有効な微⽣物群が死んでしまいます。
その為に、次は⼟壌を肥沃にしようと、⽥畑に有機系肥料を⽤いていましたが、それでは肥沃な⼟壌にはならず、作物の⽣育を促すために、化学肥料や化学農薬、除草剤を多く使⽤し、⼟壌に植物の栄養だけを撒く農業へと進んでいくことになりました。
これが第⼀の農業です。
第⼀の農業では、できた作物に農薬や化学肥料が残留し、⼟壌や⼈体に悪影響を及ぼすという問題がありました。
⼟壌や⼈体の被害を削減するために、有機の肥料のみを使⽤する有機農法や、全く農薬などを使⽤せず栽培する無農薬農法や、⾍や雑草などもそのままにして栽培する⾃然農法を始めました。
これが第⼆の農業です。
第⼆の農業では、増産が⾒込めないことや、味や形にばらつきが出て収益につながりにくいなどの問題点がありました。
地域によって異なる微⽣物群がバランスをとりながら⽣息する中で、その⼟地の微⽣物群を扶養し活性化させることにより、微⽣物群の総合⼒で⼟壌が肥沃になります。その結果、作物の⽣育も良好になります。
⼭の腐葉⼟と同じような、⾃然に近い環境を畑に作ることが可能となるので、作物が本来の⽣命⼒を発揮しながら育ちます。
また、えがおの農業。では、連作できる土壌に変えることができるので、良質な作物の増産も行えます。
第⼀の農業、第⼆の農業、それぞれの問題点も解決しながらできる農法。
これが第三の農業です。
何かを補いながら⾏う農業の限界を解決するために、地⼒を養う農業を進めています。